ビニールハウスを使って

切り花 鉢植え

弱々しいながらもビニールハウスができたのでどんどん種まきをしていきます。
野菜の種と平行して切り花用の種もまいていきます。
冬の間地上部が枯れていた多年草なども起こします。

紅花の種まき

切り花用としてまずは紅花の種をまきます。
紅花は直接畑にまいても充分育ちますし、ちょっとした霜だったら
心配しなくても大丈夫です。
ただ関東地方では梅雨に入ってしまうと紅花が病気にかかりやすくなってしまうので
なるべく梅雨前に花を咲かせたいと思い、ポットに種まきして最初はハウスで育てます。
温度が欲しいからといって畑に直まきしてビニールのトンネルをかけるのは
あまりおすすめしません。発芽にはいいのですが、あまりにも天井が低く風通しが
悪いとひょろひょろになりがちです。
本葉が5枚くらいを目安にポットの土が崩れないくらいの根張りが確認できたら畑に
定植します。
紅花は直根性で根が傷つくと枯れてしまいます。ポットの土が崩れたりしたものは
ダメになってしまうものが多いです。ポットの形のままそっと植え付けます。

紅花の発芽

四季なりいちご

冬の間外に出しっぱなしにして水分も雨まかせだった植物たちもハウスに入れて
起こします。
まず最初に起きてきたのは四季なりいちごです。
四季なりいちごは冬は家の中に入れておけば青々としてちゃんと実もつけます。
庭で育てると株が大きくなって見応えがあります。
一般的ないちごのようにランナーを伸ばしてあちこちに広がったりせずに株が大きく
なるだけなので管理がしやすいし、冬以外はいつでも実がついてお庭のいい
アクセントになります。
実は食べられますが株が小さいと実も小さく、おいしくありません。
株が大きくなり実も大きくなって初夏くらいについたものがおいしいです。
種をまいてその年でもそれなりの形にはなるのですが、根を充実させたいので
ひと冬おいてからお店に出します。
大きな鉢に植え替えたり地植えにしたりするとすぐ立派になりますよ。

四季なりいちご

西洋オダマキ

西洋オダマキも起きてきました。
西洋オダマキは庭に自生している在来のオダマキほど種をとばして庭中に生えたり
しませんが、同じ場所で何年も生きている感じがします。でも、種取りをしても
増やせるので便利な植物です。
どんなに雑草にまぎれても特に世話もしなくても一度根付くとずっとそこにいます。
鉢植えの時はあまり根を崩さないほうがいいようです。少しずつ大きい鉢に植え替えて
いけばいいと思います。鉢植えでも長生きです。
ちなみに冬の低温で花芽がつくので、種をまいて冬越ししてからの開花になります。
今期の冬は特に寒い日が多かったのですが外に出しっぱなしで大丈夫でした。

西洋オダマキ

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